ー私と君とー 恋のタイムリミット No.14

           ダッ!!
俺は走った。眞穗を抱えてダッシュで病院(親父んとこ)へ行った。
俺の予想だときっと…ううん、確実と言っていいほど眞穗の状態は…;
           バンッ
         人々「!?」ビクッ; 
花音「っはぁ…。急病です!!エリオン先生に知らせてもらいませんか…?」
   ヘタッ 受付人「!! 大丈夫ですか;」
花音 キッ「俺のことよりも、こいつのことを心配して下さい!!
  早くエリオン先生を!!」
受付人「はっはい!!」(@−@;)>
         〜ピンポンパンポーン〜
受付人「エっ、エリオン・杏・園芸道先生。息子様と…。」バッ!!
受付人「エッ…?!えっとぉ・・。」花音「親父!!眞穗が…眞穗が…!!」
エリオンT「やっぱりそうでしたか…;」
花音「おっ親父…。どういう事だよ!?なぁ…なぁ!!」
エリオンT「後で説明するから…、今手の空いているドクターorナース!
     息子の大事な人ですので、部屋に運ぶのを手伝って下さる人と
     検査の用意をする人に分かれて下さい!
     かなりの大がかりなことになると思うので冷静に!」
ドクター&ナース「Yes!!」
花音「…はぁ…。」 エリオンT「よっぽど必死だったんですね。」
花音「あっ、当たり前だろ…なぁ、どうだったんだよ、検査結果。」
エリオンT「お前の思うことがあっていると思うアルね?」
花音「俺が思っている答え…。じゃあまさか!?」
エリオンT「…やっぱりお前も考えていたんですね?
     どんどん悪化している…と。そうですか?」
花音「…信じたくないけど。」グッ・・・。
エリオンT「なんでそう思ったんですか?親が医者だから?」
花音「そういう考えもあるけど…知ってていってるんだろ;
  俺も眞穗と同じ…ううん、あいつより重い同じ病原菌に
  苦しめられていた一人なんだったから…。」
エリオンT「そうでしたね…。」
そう…。俺と眞穗の出会いはこの病院のある部屋での出会いだった。
同じ病気にかかっていたのに…、同じ治療法や薬を行ったり飲んだりしたのに…。
俺の方が重い方だったのに…。ある同じ手術をした時に運命は変わった。
眞穗の5歳以下の記憶の部分には、俺との闘病生活が描かれていた。
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             続く