君に会いたくて…。

はい、どうも! まっきぃです☆★
今回から新作・「君に会いたくて…。」を書いていこうと思います。
今回のお話はまた病院がらみになってしまいます。((おいっ
↓では、どうぞ!↓
◎第1話「偶然会った2人。」◎
ザッ…ザッ… フュ〜…「…。」
(今でも信じられないよ、貴方がもうこの世にいないだなんて…。)
ポロッ 「! 泣いちゃ駄目…あいつも悲しくなって成仏できなくなるじゃない。」
ゴシゴシッ… 「今、どこにいるのかな?遥希(はるき)…」
〜あの出会いは本当に偶然の出来事だった。〜
2年前、兄の突然の入院に驚きながら病院にお見舞いに行った私。
「…お兄ちゃんの病室、何処?」さ迷う私にある一人の男の子が話しかけてきた。
「あれ、夜桜様!?」「!?…まぁ天野先輩。こんにちは」
「夜桜様がこんな所でどうしたの!?」「それは…。」
(ここで油を差している時間なんてないのに…こうなったら!!)
「もちろん、いつもお世話になっている天野先輩のお見舞いですわ。
 怪我の方は大丈夫ですか?噂によるとトラックにはねられたとか…;」
「怪我もたいしたことないし、それに車っていってもタクシーに
 足惹かれただけだから;ははっ。俺かっこわるすぎ。」
「それは良かったですわ。あっ、私もう行かなくては…;ではお大事に。」
ニコッ 「はいっ!」トロ〜ン 「…。」(はぁ…。)
あら、私としたことが自己紹介を忘れていましたわ。
私(わたくし)『姫川夜桜』と申します。学校の方では上下関係なく
皆さんと仲良くさせて頂いてます。私の髪型がポニーテール&
名前が『夜桜』と言う名前&この口調のせいか皆さんは『西洋の撫子』
と言う存在にして呼ぶときは《様》付けで…。
最初は良い気分でしたが後からつくづく後悔してきましたわ。
なぜですって? それは…ーおいて行かれそうだったからー
一人は嫌だから…おいて行かれるのももちろん嫌いです。
もう…こんな事したくないのに…。
「…やっと見つけましたわ。」コンコンッ
「失礼します、お兄ちゃん…居る?」「いるよ。」
「お兄ちゃん!!」「夜桜ー!!」抱ッ
「体の方は大丈夫?」
「大丈夫×2!夜桜が来てくれただけで退院できるくらい元気♪」
「おおげさだよぉ〜(笑)」キャッキャッ〜 「…(怒)」ドンッ
「!?…今の音は…;」「あっ…そうだった。」「え?」
「紹介するね、夜桜。」シャッ 「こいつ、俺のルームメイトの…」
「虹橋遥希【にじばしはるき】です、…それにしても…。プッ」「!?」
「こんな奴が『西洋の撫子』ねぇ〜。ギャップ激しすぎて腹いてぇ…。(笑)」
「なっ!?」これが私達の出会いでした…。*続く*(はず)←