君に会いたくて…。

△第三話「椿の気持ち」▼
~その次の日~
コンコン 「…二人とも居る?ケーキ持って来…((ry」
「「ケーキ!!」」
「…。(コホン)あれ、部屋間違えたかしら?部屋のメンバーは
 中2と高2の人の部屋だったはず…。」「「(どきっ)…どうぞ、夜桜。」」
「あっ、ここだったみたい。良かった。(笑)」「「…っ///」」
「はい、飲み物は何が良い?」「僕は紅茶。いつものある?」「あるよ〜」
「俺は…」「?」「牛乳」「…、牛乳?まぁ瓶だったら有るけど…。」
コポコポ〜 ケーキに牛乳…。どっちもほぼ一緒じゃん。(笑)
「はい。」「どうも。」パクッ 「ん、美味い♪」「さすが我が妹。」
「それはどうも。」ごくごく…「…。」(もしかして…。)
「遥希君…身長何センチ?」「!」ブー 「…やっぱり。」
「やっぱりじゃないよ、夜桜!! 遥希もひどいよ(怒)」
「…お前分かってて聞いたな。」「何となくね、でも図星って…(笑)」
「…しょうがないじゃん、俺だってもっと大きくなりたいんだから。」
「何センチくらい?」「とにかく…」ビシッ「!」
「お前を抜かs((ry」バシッ「人を指さすな。」「…は~い。」
~~~ 「…。」(夜桜…楽しそうだな…良かった、紹介して…。けど…。)
               ギュッ
(こんな明るい夜桜を久しぶりに見れて嬉しいはずなのに…一緒に笑って
あげられないなんて…。最低な兄だな。でも、僕からどんどん離れていきそうな
夜桜の後ろ姿を見たら…僕は…一体…どうすれば…)スルッ「!」
               ガッシャーン!!
「お兄ちゃん…?大丈夫;」「先輩…?」「うん…少し手を滑らせただけ。」
「気をつけてね。怪我増やしたら大変。」「あぁ…。」「…。」(おかしい)
三人の心情は高まってくる者もいれば不安で満ちてくる者も…
また、その不安感を感じ取り高まる者にやむを得ずついて行く
迷いを秘めた者もいた…。
次の日*
コンコンッ♪ 「二人共…居る?」シー!「!?」
「俺だよ、俺。」「なんだ、びっくりした。…お兄ちゃんは?」
「見ての通り寝てるよ。さっき注射うってたからその副作用だと思う。」
「…そう。」「今日は何?お見舞い物。」
「…タルト…、ごめん今日用事あるからこれで…。」
「えっ…うん。」「お兄ちゃんにもあげてね。じゃあ。」「あぁ…。」
               ガチャッ
「・・・ッ。」(大丈夫だよね…大丈…夫)ブルブル・・・
この少女の体は兄がもう一生目を…一緒にくらせないかと思うと震えが止まらない
様になりました。それをドアを一枚挟んでいるのにそうなっていると思う
勘の鋭い少年は少女が明日も元気な姿を見せてくれることをただ祈るだけでした。

                 ☆続く?★