ー私と君とー 恋のタイムリミット No.5 

どうやって記憶をなくしたか…。私は気になって母に聞いてみた。
どうやら5歳の時に、命の危険性があると知りながら行った手術をした時にと…。
神様は…、奪っていって欲しかった命(もの)ではなく、どうでもいい記憶を持って行った…。
それを聞いたとき私はすぐにそう思った…。憎い。連れて行って欲しかった…。
空の上で…、気長に暮らしたかった。なのに…。なのに…!!
ガラッ 眞穗「!!」 先生「あら、陶芸寺さん、来てたの?」
眞穗「…。」コクッ 先生「言ってくれれば良かったのに…。」
(また来たのね…、こう毎日来るくらいなら入院したらいいのに…。)
きっと…ううん、絶対にこう思っている。でも私は嫌でもここに行かなくては駄目。
そう…、私の親共は…兄弟達は…私の名前も聞きたくないくらい…
私を生んだことに後悔しているくらいだから。
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            続く